こんにちは。きつねこです。
今回は書評をしていきます。
書評していく本はこちら。
「精神科医が教えるストレスフリー超大全」
YOUTUBE動画などでも知られている樺沢紫苑さんが著者ですね。
ページ数も342ページあり、かなり分厚い!
342ページ分、内容も深いのでかなり読みごたえがあります。
シンプルにですが、要約を踏まえ印象に残ったところを紹介しつつ感想を書いていきたいと思います。
本の構成。目次
①基本 序章
②人間関係
③プライベート
④仕事
⑤健康
⑥メンタル
⑦終章 生き方
本の構成としてはこのような流れになっています。
まずは、全ての問題に対する心構え・考え方を書いた序章。
②~⑥はそれぞれの場面にや事柄に対しての具体的対策について。
最後の終章は、「生きる」というそのものを考える少しヘビーな内容ながら、思索の好きな私にとっては結構読みごたえがある内容でした。
本の構成は端的にこんな感じです。
最初の39ページがこの本の要点の殆ど
ネタバレ的な感じでもありますが、この本の要点はほぼほぼ最初の39ページまでに書かれていると私は感じました。
要は「序章」に書かれていると。
その中でも、悩みに対する対応法が書かれていたので共有します。
悩み解決のプロセス
この本では悩み解決のプロセスには法則的に同じであると書かれています。
悩み解決のプロセスとはこのような感じです。
①悩みがある。
②自分で解決する(調べる)or
②人の力を借りて解決する(相談する)③すべきことが分かる。(TO DOを知る)
④すべきこと実際に行動に移す
端的に。
悩む→頼る→解決策を知る→解決策を実際に行動に移す
頼るというのは、自分で調べる点では自分に頼るという意味。若しくは、身近に相談できる人がいれば人を頼る。
どちらにせよ。人は自分か他人に頼ることでしか問題は解決できないと。
そして、最後に。行動に移すまでがセットであると。
もっと他人に頼って良い
さっきの話だけど、日本人は悩んだとき、殆どの人が自分を頼るから病みがちになるんだと言っているんですよ。
別に自分を頼るには良いんだけど、それ以上に他人に頼るのがヘタ過ぎると言っているわけです。
問題を早く解決するためには、自分の問題解決能力を上げることは勿論、他人を頼るという方法も慣れておかないといけないみたいですね。
自分一人では解決し難い問題は上手く頼れるかが悩みを解決出来るかがポイントというわけですね。
まぁ、この序章はほかにも、「規則正しい生活」、「不安をに効く対処法」というストレスを対処する基本の基本なわけでえすけど、これが出来てない人の方が圧倒的多数だとも思いました。
ストレス対処の基本ですが、この基本をするだけでもかなり生き易くなるだろうから、個人的にまだ39ページですが、半分以上要点が込められている感じに思いました。
2章~6章はストレス対処の細かいテクニックが書かれています。
1章では基礎を学び、2~6章は細かいテクニックという印象です。
2~6章で250ページほどあり、内容としてかなり豊富です。
個人的には、「人間関係」「メンタル」という所がかなり学びが多い感じでした。
全ての知識がそれぞれの人に参考になるわけでもないですが、自分が必要としている情報だけ抜き出せればそれで十分ですね!
「メンタル」の項目では、うつ病・発達障害・HSPなど深く書かれていて予防や対処法など参考になる情報は多いです。
終章 人生は楽しむためにある
終章は幸せになるための科学的根拠を交えながら、少し哲学チックな内容という感じです。
幸せという状態は人それぞれ価値観が違うわけですから、それぞれの人が自分の人生について考えてください。という少し投げやりな内容にも感じますが、人生の本質的な内容だとも思います。
「生きる意味」というテーマなど私にとってもお好みなテーマなど...
所々に著名人の名言なんかも強く印象に残ったので載せようと思います。
なんで生きるのかと言うと、死なねえからだよ (立川談志)
まとめ:ストレスの対処法を会得すれば幸せになれる
様々な種類のストレスの対処法についての知識がこれでもかとふんだんに盛り込まれた本と言う印象です。
あまりストレスを感じないような人でも少しは該当することもあるでしょう。
気分が沈んでいる方は勿論、小さい悩みを抱えている方にも効果があるでしょう。ストレスの予防策など知っていてかなり使える知識ばかりという感じですね。
とにかく、全ての人におすすめですが特にメンタルが弱い・繊細な方は必読です!