こんにちは。きつねこです。
過去に重度ではないものの、それなりにうつ病を経験しました。
死にたい願望も強く、ストレスから来る頭痛にも悩まされました。
うつが原因で頭痛持ちの体質にもなりましたし、今でもごくたまに頭痛が発生します。
うつの症状としてはたくさんあると思いますが、今回は「睡眠」についてのお話。
うつ病の症状として「睡眠」の話
うつ病の症状としては様々な症状があると思いますが、その一つとして、寝れない(眠れない)という症状があると思います。
うつ病を経験した方は大体が不眠に悩まされるみたいですね。
辛いが故に寝付くことができずより一層辛いんだとか...
ですが、私の場合はかなり真逆でして。
辛すぎて殆ど寝ていた記憶しかないです。
というのも一番酷い時は50時間ほど布団の中で過ごしたんじゃないかな。
多分、丸2日寝ていたと。正確に言えば起きている時間も布団の中で過ごしてボーとしている感じ。
とにかく、起きても何もやる気が起きない。というより常に眠気が襲ってくる。寝ても寝ても疲れが取れない。死にたい。という感情。
こんな感じで酷い時は眠気が凄すぎて布団でしか過ごせない感じの鬱でした。
寝すぎてしまううつ病を「非定型うつ」というみたいです。
「寝すぎてしまう私って本当はうつ病じゃないのかな...?こんなに辛いのに...」
という思いを持っている方もいるかもしれません。
ですが、深く調べてみるとうつ病の症状として寝すぎてしまうということは大いにあるみたいですね。
寝すぎてしまううつを「非定型うつ」と呼ぶみたいです。
ここ最近のうつ病の傾向として「非定型うつ」の人の割合が増えてきているみたいです。
非定型うつの方は食欲大せいで過食気味になったり、常に寝ているような生活スタイルの人も多いため、ただの怠惰で甘えていると誤解されることも多いみたいですね。
実際、食欲もあるし、寝れるわけですが、頭痛や吐き気、対人恐怖といったうつ特有の症状はあったのであの頃は酷いうつ状態だったなと振り返られます。
こういうのもあれだけど、私は非定型うつで少しラッキーでした
というのも、「定型うつ」うつと「非定型うつ」。どちらがまだマシかというと「非定型うつ」の方だと思います。
理由としてはシンプルで寝ている時は嫌なことから逃避できるから。
うつ病って基本的に頭の中で答えの出ない悩みや苛立ちや絶望感がグルグルしているわけなんだけど。
それが不眠で常に考えていないといけないなんて、本気で頭バグって来ると思うよ。
それに比べ、非定型うつは寝ている間は少しは嫌なことから逃避出来るわけだ。
寝ていると頭痛や全身の疲労とかはあるんだけど、どうしようもない絶望的な思考は多少紛らわせる。
だから、辛いのは辛いけど確実に非定型うつの方がマシだと言えると思う。
まとめ:寝すぎるのは甘えじゃない
めちゃくちゃ辛いんだけど、なぜか寝てしまう。これって甘え?
という気持ちを持っている方に言いたいんだけど、甘えじゃないよ。
ていうか、冷静に考えてみれば分かるんだけど、常に寝続けているのもめちゃくちゃしんどいからね。
24時間以上、布団の中で生活してみてください。多分発狂します。
この狂気じみた生活スタイルを可能にするのがうつ病というわけなのです。
なので、寝すぎるからって自責の念に駆られないでね。とにかく辛さが過ぎるまで寝よう。
バイバイ