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【鬱経験者が語る】死ぬほどつらい劣等感を克服する方法5選を書いた

こんにちは。きつねこです。

今回は「劣等感の克服法」というテーマで書いていきたいと思う。

というのも、私自身、ブログのカテゴリーにもあるように「身長」というテーマが多いと分かりますよね。

実際、身長に関しては過去にそうとう悩まされ苦しみ、鬱や引きこもりを経験いたしました。

f555sank.hatenablog.com

 

過去に相当劣等感については悩んだのですが、最近はわりと劣等感は薄れ精神状態も安定し、社会生活も支障が出ないほどまでに改善された感じです。

 

劣等感については、ネットや書籍で克服法などをそれなりに勉強したつもりですし、現実でもかなり悪戦苦闘しながら向き合いました。

カウンセリングなどを受けていた時期もあるので、劣等感の克服法については一般的な知識や経験はあると自負していますので、今回はそのような知識・経験を共有出来たらなと思います。

長々と前置きが長くなってしまったので解説の方に行こうと思う。

 

 

 

 

 

結論:劣等感は克服しきれない

「劣等感を克服したい!劣等感に悩まされたくない!」と思っていた方にはいきなり残念な結論を話しますが、劣等感は克服しきれません。

劣等感の感じ度合いを0にするというのは、とても難しいと思います。

ですが、ここで私が強調しておきたいのは、劣等感の感じ方を薄めることは十分に可能です!

 

 

結論②:劣等感は持っていて良い

結論から言うと、一つ考え方を改めて欲しい部分は、「劣等感は克服しきらなくて良い。」ということです。

勿論、劣等感の感じ方を解消しきれる方はそれでいいですけど。

 先ほども言ったように劣等感の感じ方を0にするのはほぼほぼ無理です。

しかし、日常生活で支障が出ないレベルにまで劣等感に悩まされないほどに薄めていく過程が重要です。

むしろ、劣等感を抱えている人の方が悔しさなども原動力で行動出来たり成功する確率も上がるなど向き合い方が上手くなればいい方向にも使うことができます。

 

劣等感にも良い劣等感と悪い劣等感がある

 

先ほど「劣等感は持っていて良い」と書きました。

劣等感は持っていて良いのですが、ここで持っていて良い劣等感と悪い劣等感のそれぞれを少し解説したいと思います。

先日書評として書いた「嫌われる勇気」のアドラー心理学から引用させてもらおうと思います。

f555sank.hatenablog.com

 

アドラー心理学では劣等感は2種類あって「劣等感」と「劣等コンプレックス」と分類されています。

例えばある人が学歴に劣等感を抱えていたとして・・

これを「劣等感」の場合は、学歴がないとだけ感じるのに対し、「学歴コンプレックス」は学歴がないからモテない・・などと劣等感を言い訳にしている状態を指します。

  • 「劣等感」・・ただその部分だけ劣っていると感じている状態
  • 「劣等コンプレックス」・・その劣等感で~が出来ない。などというように劣等感を言い訳に使っている状態

 

自分が持っている劣等感がただの「劣等感」か「劣等コンプレックス」か自問してみると良いと思います。

 

 

 

 劣等感克服法5選

ここからは劣等感の具体的な克服方法5選について書いていこうと思います。

どれも個人的に効果を感じられたので全部試してみて欲しいです。

 

劣等感克服法①:変えられないものは諦める

劣等感に向き合う場合その劣等感は”変えられるのか?””変えられないのか?”という2つに分類されると思います。

その劣等感は変えられるのであれば、変えるために行動を起こしましょう!

私の場合は、身長を少しでも伸ばそうと19歳から行動しまくった結果、そこから4cm伸ばすことに成功しました。

運が良かったのもありますが、行動したからこそ運も生まれたとも思っています。

それ以外にも、変えられる部分や行動すればまだ変えられる部分は行動しましょう。

 

逆に、もう変えられないものは潔く諦めましょう。肯定的な諦めです。超絶ポジティブな諦めです。吹っ切れましょう。笑い飛ばして劣等感をギャグなどに持っていけると最強です。

 

劣等感を持っている方は、その劣等感で笑いを取ったり人に言ってしまったりすると短所が長所に変わるのでそれが一番の解決法です。

 

 

劣等感克服法②:ひたすら劣等感と向き合う

 一つ目が、ひたすら劣等感と向き合ってみて下さい(笑)

適当なアドバイスなように見えますが、やはり、劣等感の克服に魔法のような方法はないと思います。

実際、私も劣等感で鬱や引きこもりを経験しましたし、それほど精神に影響する劣等感というものを簡単に消せる方法はないと思うのです。

ですが、劣等感と向き合い続けていると、時間的な治癒良い意味でどうでも良くなってくる感覚が訪れます。

私も時間と共に劣等感の鬱的な感情は減っていった感じですし、劣等感について5年以上悩んでいると良い意味でどうでも良くなってくる感じです。

マジで劣等感について悩むのがアホらしくなるのでひたすら劣等感と向き合って悩んで苦しんで藻掻いてみてください。

アドバイスか分からんけど、一応、藻掻いている時間も無駄ではないよって話。

 

 

劣等感克服法③:日記を書く。感情を紙に書く

 2つ目は、日記や紙などに劣等感についての感情などを書き殴ってください。

心理学で言う筆記開示っていうセルフカウンセリングテクニックのようですが。

日記の書き方は型は決まってないですけど、わたしは「森田式ダイアリー」っていう本を読んで参考にさせていただきました。

 

 

紙に書いて感情を書くことで感情が整理されたり、次に対する対応策や行動が見えたりするので精神的にかなり良いのでおすすめです。

 

劣等感克服法④:自分の長所を見つける。伸ばす。

 3つ目は、「自分の長所を見つけ、伸ばす」です。

劣等感を克服できるのであれば克服したらいいのですが、大体の方は克服できないから悩んでいるのではないでしょうか?

自分の劣等感(短所)にばかり目を向けると自信を持って行動できないので余計鬱的になりメンタルに良くないです。

これもおすすめの本を紹介しますが、「錯覚の法則」がおすすめです。

錯覚の法則では、劣等感を克服している人や人生が上手くいっている人に共通しているのが、自分の長所・強みを感じ取れているか。がポイントになるようです。

まずは、どんな些細なことでも良いので、自分の長所を5つ紙に書いてみることが良いようです。

そして、自分の長所に気づいたらその長所を伸ばしていくことが人生を好転させていくようです。

かなり参考になった本なので良かったら是非。

 

 

 

劣等感克服法⑤:運動する(筋トレ・有酸素運動)

 

最後に運動しましょう。

運動すると劣等感でメンタルがやられにくいようになってきます。

劣等感は消えないですが、劣等感で傷つきにくいメンタルは手に入れられます。

運動して、運動が自信に繋がるパターンもあるので運動はバカにはできないです。

実際、私は筋トレしてメンタルが強くなりました。

 

まとめ:苦しいけど向き合って少しずつ前に進もう

結論としては、個人的には劣等感をすぐに克服できるような即効性のある方法論というのはないと感じています。

仮にそういう方法が存在するのであれば、劣等感で苦しんでいる人はいなくなりますね。

劣等感と言うのはすぐには解決しないですし、解決するかどうかも怪しいです。

ですが、少しずつですが劣等感への向き合い方や付き合い方は変わると思います。

 

最終的に、その劣等感とどう付き合うか。が要点になると思います。

劣等感の付き合い方は人によって千差万別です。正解はないと思います。

苦しいですが劣等感と向き合うことが必要です。少しずつ前に進むと思います。

このような結論ですが、少しでも参考になれば幸いです。

バイバイ。

 

 

 

 

 

 

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