こんにちは。きつねこです。
今回はゲームレビューを書いていきたいと思います。
そのゲームとは「隻狼(セキロウ・SEKIRO)」
- 軽くゲームのあらすじから
- 演出・時代観・世界観がもはやゲームの次元を超えている。
- 頼るべき武器はほぼPS(プレイヤースキル)のみ! 臨場感溢れる紙一重の戦いを楽しめ!
- 死にゲーだからこ相手を倒せた時の達成感はやばい
1週間ほど前にTSUTAYAを徘徊していたらゲームコーナーの顔として大々的に売り出されていたのでつい購入。
以前からネットで「次はこのゲームが来る!」「戦国時代を舞台とする本格アドベンチャーゲーム登場!」「セキロウ 予約受付中!!」的な感じでPS4公式ホームページが宣伝していたんで、僕も「それだけ大々的に宣伝するのならやってやっても良いけど」の上から目線のノリで買った次第です。(笑)
まぁ上から目線のノリで買った分際の僕ですが、結論から言うと、
マジで面白かったです。上から目線ですいませんでしたぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!土下座して謝りますぅぅぅ!!
はい。結論から言ってマジで面白いです。
その点について魅力などを伝えられればと思い書いていきます。
軽くゲームのあらすじから
主人公の名は「狼」。
そしてゲームタイトルである隻狼とは、隻腕と狼を掛け合わせてつけたゲームタイトルだと推測される。(隻腕とは、腕が片腕しかない意味。)
ゲーム序盤で主人公の狼は敵に片腕を切り落とされる所から合点が行く。(切り落とされた腕には忍義手という特殊な腕をつけ、それが攻略のカギにもなってくる。)
孤独な狼は小さい頃戦の場で梟という忍者の師匠的な人物に育てられる。
そして、狼は忍者の掟である主との主従関係を果たさなければなりません。
その主人とはもう一人の重要人物である「御子」です。
御子は敵から身を狙われる立場の生まれのため序盤で敵にさらわれます。
御子を取り戻すために立ちはだかる敵たちを倒し攻略していくのがこのゲームの主な流れになっています。
演出・時代観・世界観がもはやゲームの次元を超えている。
まず、ゲームのレビューというより僕がまず感動したのがゲームの世界観。
時代は戦国末期でその時代観、景色、建造物などの風景を徹底的にこだわっているのが目につく。
ゲームというか芸術そのものでありまさにその時代にタイムスリップしたかのような錯覚を味わえるのがこのゲームの一つの魅力であると言える。
ゲーム性も勿論高いのだけど、ゲームの世界観を味わえるだけでも満足度としては高い。
時代の背景、風景、服装、建造物、どれにおいても戦国時代を思い起こさせるような仕上がりで戦いだけでなく、細部にこだわりが見られるのがゲームを超えた芸術だと感じた。
絶景や戦場を眺めながらの冒険は、この先にどんな強敵が待ち受けているのだろうか興奮と期待感を高めてくれるのは間違いない。
頼るべき武器はほぼPS(プレイヤースキル)のみ! 臨場感溢れる紙一重の戦いを楽しめ!
やはり、風景やゲームの世界観も最高なのだが、このゲームの醍醐味であり一番の魅力は戦闘シーンだ。
このゲームの戦いにおいてほかのゲームと一線を画しているのは、脳筋チンパンゴリ押し戦法が通用しないという点だと思う。(ていうか絶対通用しない。
例えば、モンハンであれば、高火力ゴリ押しでモンスターを怯ませ続けたり、相性の良いアイテムでモンスターの動きを封じハメ戦法。もしくは、被ダメージ覚悟で攻めまくりダメージを負えば回復の当たって砕けろ戦法。
などのようにゴリ押しやアイテムパワーでゴリ押しも可能であった。
しかし、この隻狼ではその戦法は通用しない。
勿論、忍義手やアイテムもあるのだが、モンハンほどの効果を発揮するわけではないし、結論から言ってしまえば95%PSゲーなのだ。
しっかり相手の攻めを見極め、ガードするのか、避けるのか、もしくはタイミングよく弾きという相手の体幹ゲージを蓄積するような立ち回りを要求される。
要は、①相手の攻め⇒②かわすor弾くorガード⇒③相手に一瞬スキが生じる。⇒④スキが生じればその一瞬のスキをついて1、2発剣で切りつけダメージを与える。⇒①に戻る
というのを何回か繰り返してボスを倒すわけだが、これがまた簡単ではない。
相手の攻めも早く読みづらい。逆にこちらの攻めのタイミングを間違えればこちらにスキができダメージを食らう。
弾くタイミングもシビアだし、ボタンの押し間違いは命取りになる。
一つ操作を間違えれば大ダメージは免れないといったギリギリの戦いの末に勝利を収めないといけないのだ。
目まぐるしく速い斬り合いの中で的確に守るか攻めるかを判断する状況判断能力や反射神経、攻めパターンの暗記、予測が必須になってくる。
おそらく初見でボスを倒せる人は少数派で、ほとんどの人はボスに何度か挑み相手の攻めパターン、回避方法を覚えてから倒せるという所まで行くと思う。
こういう点からこのゲームは俗にいう「死にゲー」という風に言われていて、ボス戦で何度も死んでしまうというほど難しい点からそのように言われている。
まぁ、僕も今、「死にゲーとはこういうゲームか・・難しい・・」と思い知らされている。
死にゲーだからこ相手を倒せた時の達成感はやばい
勿論、死にゲーだからこその達成感もある。
むしろ、このゲームが人々を熱狂させているのはこの点だろう。
死にゲーだからこそ勝利できた時の爽快感は物凄いのだ。
何度も言うけど、とにかくボスは強い。
倒せるまで10回、20回、30回挑んで倒せる人もいると思う。
メンタル的にも萎えてくるほど強いボスも多い。
だが、しかしその分、鬼畜ゲーだからこそボスを倒してやった時の達成感は半端ない。
初見では手も足も出なかったところから、少しは相手の動きを読めるようになり、適切な回避法、ガード法、弾くタイミングを習得し、最後にはほとんど無駄のない動きで相手を動きを見切り的確に相手の体力を削っていく。
徐々に忍のような無駄のない動きに近づけば近づくほど相手を倒せるようになってくるという、このゲームの一番伝えたい部分が垣間見える。
斬るか斬られるか、避けるか避けれないか、防ぐか防げないか。
ギリギリで紙一重の上に成り立つ斬り合いがこのゲームを死にゲーと言わせる所以であり、勝利した時の喜びは格別なものにさせていると僕は感じた。
斬るか斬られるか、相手がどう出てくるか、予測&判断を迫られるので本当に自分が刀を持って敵と斬り合っているような錯覚さえ覚えるゲームだった。
手に汗握る刀と刀の斬り合いを楽しみたい方は買って損はしないと思う。
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バイバイ。