私、きつねこの脳内

性格が良いというのは”頭が良い”という前提条件でしか成り立たないと思う

 

こんにちは。きつねこです。

なんとも挑発的なタイトルですが、ちょっくら書いていくよ。

 

先に行っておくけど、”頭が良い”ってのはIQが高いとかそういう話じゃないからね。

このページで言っている頭の良さってのはそういうことじゃないんだよ。

 

っていうのもね。

そもそも論として”性格が良い”っていうけど、そもそも性格が良い人ってどんな人?と思うかもしれないけど、私の定義を言って良いかな。

というのも「他者目線に立って、他者の幸福を望める人」

だと解釈してて・・・

要するに何が言いたいのかというと、善意とかどうでも良くて、他者目線に立てる人が性格が良いと思っているんですね。

 

 

うちのじいちゃんの話

唐突なんだけど、うちのじいちゃんの話をします。

うちのじいちゃん気前だけは良いから、持っている物をなんでも人にあげるわけですよ。

それがお金とかなら誰しも使い道はあるだろうし嬉しいと思うけど。

持っている自分の水筒のお茶とかコーヒー。持っているみかんとか道ですれ違った人にあげるわけです。

これ普通に考えれば分かりますけど、ちょい怖くないですか?人によっては迷惑ですよね?

公園ですれ違うじじいのみかん欲しいですか?考えすぎかもしれないけど、毒を注入されている可能性もあるわけでよね。

 

貰う側としてはお茶もミカンも欲しいといっているわけではないし、勝手に自己満で渡しているわけですよ。

 

よく言うじゃないですか・・・

「あの人なりに善意でしたんだから仕方ない・・・」

「その人は喜んでもらえると思ったんだよ・・・」

結局、人の為とかいう善意などとはどうでも良くて、本当にその人の為になるかどうか判断できる頭の出来が人としてとても大切だと思うんですよ。

先ほども言ったけど、他者目線に立つというのが物凄く大切なわけで。頭の悪い人は善意だろうが、人が喜ぶと思ったのかしらないけど、他者の目線に限りない程立ててないわけで。

 

 

性格が良いというのは”頭が良い”という前提で成り立っていると思う

人と関わって思うんですけど、「誰しも人に危害を与えたい。」「こいつを痛めつけてやる!」と思っている人は少ないわけですよ。(極稀にサイコパスにも出会う時あるけどね。)

 

しかし、善意で結果的に人を傷つけたり嫌がられたりしている人って結構多い印象なんですよね。

 

でもなぜかこういう人って”性格良い!”って誤解する人も多いし。

人の為に行動を起こしたことが性格が良いと言われているんだけど、結果的に悪い方向に進んでいても良しとする風潮あるんだよね。

ただ、こういう善意で人に迷惑をかけている人って端的に言うと”頭が悪い”と思うんだよね。

別にIQが高いとか勉強が出来るとかそんな話をしているんではなくて。

具体的にどういう部分の頭が悪いかというと、私の主観だけど、こういうタイプはまず論理的思考が出来ていない。

俗に言う、話していても論点がずれたり、Aの質問をしているのにCの答えが返ってくるみたいな。

キャッチャーが「ストレート投げろ!」と言っているのにピッチャーが「スライダーを投げ返すみたいな。」

え!?お前聞いてた!?お願いだから聞いてなかったって言って。聞き忘れてたって言って。聞いてて理解できないのかかなり重症よ。聞いててその返答はマジで重症よ。それ。って感じなわけです。

論理的思考が出来ないってことは、話を順序だてて説明できないので話が支離滅裂なのも特徴ですね。

 

あと、感情移入する能力も関わってくるのかな。

まぁ、良く言われるEQ的な要素だとも思うよ。感情移入する能力っていうのは。

感情移入が下手な方って、シンプルに論理的な思考が出来てない方もいるけど、さっきの他者目線に立てていないという話にも帰属する。

 

また、自分の経験が正しくて押し付けるようなタイプもいるよね。

「私は1日14時間勉強を毎日した。だからお前もやれ!」みたいな。

いや凄いよ。毎日14時間勉強できるパワーとか姿勢とか生き様とかは凄いよ。

でもさ。それを他人に押し付けた時点で話が変わってくるんだよね!って話。

例えが極端だけど、大谷翔平が「私はメジャーで2刀流出来ました。ですので、メジャーで2刀流出来ない方は野球に対しての情熱が足りないですし、もっと練習してほしいです。」とか言ったら全世界の人間が激おこなわけですよ。

でも、こういう自分の努力とか自分は出来たからという理由で努力を押し付けるタイプは絶対、人に対して感情移入できてないよね。って話です。

 

話が脱線したから戻すけど、要するに、自分の意見や考え、体験などは参考に人にアドバイスくらいなら良いんだけど、もっと他者目線に立って言葉を選ばないといけないよね。っていう当たり前だけど、結構みんな出来てないという話をしているわけですよ。

 

 

人が求めている物はそれぞれ違うし、今どうしてほしいのかっていうことも人の立場や状況、性格によって対応は変わってくる。

人ってそれぞれ得意不得意あるし、好き嫌いとか価値観の違いとかそういったモノを理解して他者目線に立って初めて人に優しくなれる。

こういったことを理解して把握したうえで初めて、俗にいう”性格が良い”っていう状況が生まれるんではないのかなぁ。と個人的に適当に思っているよ。

 

とにかく、論理的思考能力と他者への感情移入を無視した優しさなんて存在しないと思っているよ。ということを書きました。

世間が言う優しさなんて自分勝手なことが多いからね。

 

 

 

 

 

-私、きつねこの脳内